Flutter実践開発 ── 「独学からプロフェッショナルへの近道」を体感できる1冊

この記事は、【 可茂IT塾 Advent Calendar 2024 】の7日目の記事です。

こんにちは！可茂IT塾のkiichiです。

今回は、僕が最近読んで大満足だった一冊をご紹介します。それがこちら、渡部陽太さん著「Flutter実践開発 ── iPhone／Android両対応アプリ開発のテクニック」（技術評論社）です。

この本を読んだきっかけ

Flutterを独学で学んでいると、「これで本当に合ってるのかな？」と不安になること、ありませんか？
僕もそんな不安を抱えながら勉強していたところ、学校のFlutterに詳しい先輩がこの本を教えてくれました。「これは読むしかない！」と手に取った結果、予想以上の収穫がありました。

著者の渡部陽太さんは、実際のFlutter開発現場での経験をもとに、多くの現場で必要な知識やスキルをぎゅっと詰め込んでくれています。「独学だと学びにくい部分」や「プロを目指すために知っておくべきこと」を丁寧に解説してくれるので、まさに欲しかった内容が盛りだくさんでした！

この本のターゲットは？

この本はこんな方にピッタリです：

• プログラミング経験者：何かしらの言語やフレームワークに慣れている人ならスムーズに理解できる内容。
• ネイティブ開発者：iOSやAndroidのエンジニアで、Flutterを使ったクロスプラットフォーム開発に挑戦したい方。

この本の魅力を紹介！

1. 環境構築から実践まで、幅広くカバー

Flutterを始めたばかりの方も安心。環境構築の手順から始まり、実践的なテクニックまで順序立てて学べます。

2. Dartの言語仕様が網羅的に解説されている

Dartをきちんと学べる本って意外と少ないですよね。この本ではDartの基礎から応用までしっかりカバーされています。

3. 実践ハンズオンで即アウトプット！

学んだ内容をすぐに試せるハンズオン形式の解説が随所にあるので、インプットだけで終わらないのが嬉しいポイント。

4. ビジュアルがわかりやすい

画面のスクリーンショットやコマンドの実行ログが豊富で、実際に手を動かす時の参考になります。

読んでみて感じたこと

1つ1つの章が本当に勉強になるんですが、特に印象的だったのが以下の2章です：

第10章：「高速で保守性の高いアプリを開発するためのコツ」

個人開発でコードを書くとき、「これでいいのかな？」と悩むことが多かった僕ですが、この章で具体的な工夫を学べました。効率的なコードの書き方や設計のヒントが満載です！

第11章：「Flutterアプリ開発に必要なネイティブの知識」

サードパーティパッケージが裏側で何をやっているのかを知れる内容に感動しました。普段は気にしない部分にまで目が届くようになり、理解が深まりました。

反省したこと、これからの目標

この本を読んで、「自分の勉強法を見直そう」と思いました。以下のポイントを意識して、さらにスキルアップを目指したいです：

• Dartの言語仕様をしっかり理解する：特に難しい部分は時間をかけて吸収したい。
• ルーティングや状態管理（Riverpodなど）を深堀り：バージョンごとの違いも整理しながら学びたい。
• 「動けばいいや」を卒業する：理解を曖昧にしたまま進む癖を改善していきたい。

さいごに

正直、Flutterを勉強し始めた最初の頃に出会いたかった本です！
これまではYouTubeやUdemyなどの動画を見て学習することが多かったのですが、参考書で学ぶ方が、自分のペースで理解を深めやすいと感じました。

独学でFlutterを学んでいる方、これから学び始める方にとって、この本は間違いなく役立つ内容が詰まっています。
本書を通じて、一緒に「プロフェッショナルなFlutterエンジニア」を目指しましょう！
僕もこの本をバイブルにして、さらに知識を深めていきたいと思います。

あなたもぜひ、この本を手に取ってみてください！