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- GitHub Actionsを用いたテストコードの自動実行
今回はGitHub Actionsを使用して、GitHubのリポジトリにプッシュした際にテストコードを自動的に実行する方法を紹介します。
GitHub Actionsは、GitHub上でCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)を実現するためのツールです。 リポジトリの変更に応じて自動的にジョブ(テスト、ビルド、デプロイなど)を実行できます。
まず、リポジトリにFlutterのテストコードを用意します。
Flutterプロジェクトを作成したときにデフォルトで用意されているtest/widget_test.dart
で試してみましょう。
リポジトリの.github/workflows
フォルダに、テスト実行用のワークフローファイル(例:flutter_test.yml
)を作成します。
name: Run Flutter Tests
on:
push:
branches:
- main
- feature/*
jobs:
test:
runs-on: ubuntu-latest
steps:
- name: Check out repository
uses: actions/checkout@v4
- name: Set up java
uses: actions/setup-java@v2
with:
java-version: '17' # javaのバージョンを指定
- name: Set up Flutter
uses: subosito/flutter-action@v2
with:
flutter-version: '3.19.0' # Flutterのバージョンを指定
- name: Install dependencies
run: flutter pub get
- name: Run tests
run: flutter test
項目名 | 説明 |
---|---|
name | ワークフローの名前。GitHubのActionsで表示される。必須ではありませんが自分で理解できる名前をつけましょう。 |
on | ワークフローをトリガーするイベント。上の例ではmainとfeature/*のブランチにpushするたびに実行されます。 |
jobs | ジョブの定義。複数のジョブを定義することで一度のpushで複数のテストを実行することもできます。 |
runs-on | ジョブを実行する環境 |
steps | ジョブ内で実行されるステップ |
uses: | 使用するアクション |
run: | 実行するシェルコマンド |
設定をプッシュすると、自動的にGitHubのActionsタブでワークフローが実行され、テスト結果が表示されます。 スクショではフロントエンドとバックエンドのテストを実行していて、成功した場合は緑のチェックマーク、失敗した場合は赤のバツマークとなります。
今回はGitHub Actionsを使用してテストコードを自動的に実行する方法について解説しました。
GitHub Actionsを使用することで、手動のテスト実行が不要になり、開発効率が向上します。 CI/CDを導入することで、コード品質の維持にも役立ちます。
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