こんにちは、いもりんです。
私は可茂IT塾での長期インターンを経て、今年6月にとある会社から内定をいただき、同年9月からFlutterエンジニアとして入社する運びとなりました。
また私が内定をいただいた会社に興味を持ってくれた可茂IT塾のインターン生の方を紹介し、その方もリファラル採用のような形でめでたく内定をいただくことができました。
そこで今回は可茂IT塾の長期インターンを経て内定をいただき、インターン生を紹介した過程で採用者側の目線に立った私が感じた、エンジニア就活で必要なことについてまとめました。
可茂IT塾の長期インターンに応募するか迷っている方、エンジニアになろうと考えている方などに向けて記事を書いていきますのでよろしくお願いします。
私は都内の中堅私立大学(日東駒専レベル)に一浪して入学しました。
入学当初はエンジニアになろうとは考えておらず、無意識で文系で頭の悪い自分にはなることはできないと考えていました。
しかし大学2年のときに同じ大学の友人がPythonというプログラミング言語の勉強をしているのを見て、自分と同じ大学でかつ文系でもエンジニアを目指す人がいることを知り、その友人のすすめもありプログラミングの勉強をはじめました。
当時の私はパソコンの付け方すらわからないほどの機械音痴で、大学入学祝いに与えられたパソコンもほとんど触っていませんでしたが、パソコン上で自分の打ち込んだコードが動作することに感動し、大学の授業やバイトの合間にPythonの教本を読み進めました。
この経験からプログラミングに楽しさを覚え、その後ゲーム開発のUnityやWeb開発のRubyなど複数の言語・技術を薄く広く学び、最終的に大学3年の冬という就活開始としてはやや遅めの時期にFlutterエンジニアを目指し始めました。
私のこの経歴を見てわかるように、
という不利な条件のなかでエンジニア就活を開始し、就活浪人をしてFlutterエンジニアとして内定をいただくことができました。
ここからは私がエンジニアとして内定を獲得するために行ったこと、やっておいた方がよいと思ったことなどをまとめていきます。
エンジニアを目指す上でプログラミング言語を選ぶことから始める場合が多いですが、まず初めにやるべきことはプログラミングでやりたいことを決めることだと思います。
事実として私がプログラミングを触り始めてからこの考えとやりたいことが決まるまでに一年ほど費やしており、ここを短縮できていれば就職浪人せずに済んでいたといっても過言ではないと思っています。
私の場合はAndroidもiOSもWebも作れて、趣味のアプリ開発がしやすいFlutterを選択しましたが、現状Flutterエンジニアを採用している企業は少なく、当然未経験の募集もないため、新卒就活でFlutterを選択する際はしっかり準備をする必要があります。
そのためやりたいことを決めることと並行して、それを実現するために用いる言語・技術にどれくらいの需要・将来性があるかを調べておくといいです。
また学生の方の場合はその言語・技術の実務経験を積むために参加可能な長期インターンを探しておきましょう。
プログラミングでやりたいことが決まったら次は長期インターンに応募するためのポートフォリオ作りです。
長期インターンは学生という身分を利用してエンジニアとしての実務経験を積むための最適解です。エンジニアを本気で目指すのであればこれに応募しない手はありません。
一方でエンジニアの長期インターンに採用されるには最低限プログラミングを扱えることをアピールできるようにする必要があります。そのためのポートフォリオ作りです。
スマホアプリを例にすると、一つの機能が使える程度の簡単なアプリを開発し、AppStoreなどにアプリを公開、ソースコードをGithubに保存してリポジトリを他人に見せられるようにすることでポートフォリオの完成です。
私はしていませんでしたが、GithubのREADMEの整理やissue・ブランチの利用などをこの時点からしておくとツールを使えているアピールになります。
参考までに私が可茂IT塾に応募したときは、QRコードをカメラ・画像から読み取って検索する機能と、オリジナルのQRコードを作って保存する機能が使えるアプリを開発・公開してそれをポートフォリオとして提出していました。
長期インターンに採用されたら実際のプロジェクトに関わることとなり、独学で開発していたころとは比較ならないスピードで技術力が向上してできることが増えます。
2ヶ月ほど経ったらある程度インプットが貯まるはずなので、次は2つ目のポートフォリオ作りに取り掛かります。
1つ目のポートフォリオはあくまで長期インターンに応募するためのものであり、独学の範囲で作れるものでよかったのですが、2つ目では1つ目と比べて長期インターンでどの程度成長したかを相対的に判断してもらうためにある程度凝ったものを作る必要があります。
2つ目のポートフォリオでおすすめなのは自分の興味・関心のあるものと関連したものを作ることです。
例えば私は中学からオーケストラで音楽をしていたので、オーケストラや吹奏楽をしている学生と社会人をマッチングするOB・OG訪問アプリを開発しました(現在はリプレイスのためストアから削除しています)。
そのほか可茂IT塾のインターン生は服が好きなことからファッション系のアプリを開発していたり、地元の郷土芸能を盛り上げるためのアプリを開発中など、自分の好きなものや縁のあるものをベースに楽しんでポートフォリオ作りをしています。
また就活を見据えてGithubを整えていくことも重要になります。
READMEにはただアプリ名やURLを貼るだけでなく、
などを記載しておくことで採用担当者に対して技術力や熱意をアピールすることができます。
これは私がもう少ししっかりやっていればよかったと思うことですが、TwitterなどのSNSでプログラミングの勉強やポートフォリオの開発過程の発信、執筆した技術ブログの公開などをおすすめします。
昨今は新卒のエンジニア就活でもTwitterでの就活が行われており、私もTwitterから応募して内定を獲得しました。
そのため採用担当者に対してプログラミングの勉強や技術ブログの執筆を公開することで勉強熱心なことがアピールできるほか、ポートフォリオの開発過程を発信することで継続的に開発している姿を見せることができます。
大手IT企業や有名企業に就職したい場合、そういった企業ではプログラミングの試験を課していることがほとんどなので早めに試験対策をする必要があります。
私はポートフォリオ作成で忙しくプログラミングの試験がある企業を避けていたためこうした試験対策に対してアドバイスはできませんが、勉強が得意な方はやっておいて損はないので一応記載しておきます。
最後に心構えとして継続することについてお話しします。
どんな分野にも言えることですが、エンジニア就活においても例外ではなく継続力が必要になります。
例えばエンジニアの求人をみても実務経験年数◯◯年と記載されていることがあるように、エンジニアの技術力は一朝一夕では上達しません。
またアプリを作ることにしても、いいものを作るには相応の時間がかかります(時間をかければいいというわけでもありませんが)。
このようにエンジニア就活では一般的な就活と異なる行動をとり続ける必要があるため、不安に苛まれて途中で諦めてしまいたくなります。実際私も何度もエンジニアを諦めかけました。
しかしそれに耐え抜いた人のみがエンジニアとして活躍できるのです。
楽な道ではありませんが、エンジニアは努力が報われやすい仕事でもあるので、本気でエンジニアになりたいと考えている方はぜひ努力を続けてください。
エンジニアを目指す学生の方に向けてエンジニア就活において私がしていたこと、やっておいた方がよいと思ったことをまとめてきましたがいかがでしたでしょうか?
エンジニア就活は一般的な就活と違い、企業に自分を即戦力、あるいはポテンシャルがあるように見てもらうためにプログラミングの勉強をし、長期インターンに参加したりポートフォリオを準備するなどの必要があります。
一方でこれらの準備を適切に行っていれば必ず内定を獲得できるので、諦めずに継続することを強くおすすめします。
またFlutterエンジニアを目指す場合は可茂IT塾での長期インターンをおすすめします。
可茂IT塾では完全フルリモートで長期インターンを応募しており、インターン生は大学生だけでなく専門学生や高専生などさまざまな方が全国から集まっています。
またFirebaseはもちろんRiverpodやfreezedなどのモダンな技術を開発に用いて、個々の実力やプライベートの忙しさに合ったタスクを割り振ってもらえるため、効率的に技術力を向上させることができます。
詳しくはこちらのURLにインターン募集に関する情報が示されているので興味のある方はぜひ応募してみてください。 可茂IT塾ではFlutterインターンを募集しています
可茂IT塾ではFlutter/Reactのインターンを募集しています!可茂IT塾のエンジニアの判断で、一定以上のスキルをを習得した方には有給でのインターンも受け入れています。
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