私は個人開発で地図系のアプリを開発しており、元々はGoogle Mapsを使用していましたがMapBoxに移行したのでその理由について解説していこうと思います。
個人でアプリを運用していく中で、やはり一番気にするのはランニングコストかなと思います。 マネタイズが安定してできてないため、なるべく無料枠内に収めたいと思っていました。 Google Mapsはリクエスト数によって無料枠が決まっており、モバイルアプリで利用するDynamic MapsのSKUがカウントされます。(2025/3/1時点では10000/月リクエストまで無料のようです。) 当時、3000から5000リクエストほどあり、加えてPlacesAPIのSKUも画像表示で利用していたので、近々で無料枠を超える可能性があると思い移行に踏み出しました。
mapboxの料金体系はgoogle mapsとは異なり、月間のアクティブユーザー数によって無料枠が設けられています。 30000/月の月刊アクティブユーザー(MAU)まで無料で、数十万ダウンロードされているアプリでないと使い切れないのかなと思いました。(私のアプリはまだ500人/月くらいなので全然余裕ですw)
また、マップの表示するピンをWeb上からあらかじめ作成しておき、読み込むのでソースコードにピンの画像を保存しておく必要がないのもいいなと思いました!(アプリの容量を少しでも軽くできるので)
Flutterで実装する際もちゃんと公式ドキュメントがあるので、簡単に実装できます。 https://docs.mapbox.com/ja/flutter/maps/guides/
※MAUのカウント方法 月に1000人アプリを開いたユーザーがいれば1000/月となり、同じユーザーが2,3回と開いたとしてもそれはカウントされません。
今回は、google mapsからmap boxに移行した理由について解説しました。
個人的には法人で地図表示以外のAPIも使う場合(Places APIなど)は料金を統一できる点でGoogle Mapsを使用してもいいのかなと思いました。
しかし、個人開発においては断然mapboxで実装したほうが料金について気にすることはなくなるのでとてもお勧めできます。
また、無料枠を超える頃にはそこそこのプチヒットアプリになっているので、ある程度安定したマネタイズ化もできているのではないかと思いました。
地図系のアプリの開発を検討している方をぜひmapbox使ってみてください。
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