最近はReactを使った開発も増えてきました。
Reactでの開発はVSCodeを使っているので、Prettierを活用した、VSCodeでのおすすめフォーマッター設定を紹介します。
前提として、TypeScriptを使用していますのでご注意ください。
『TypeScript コーディング規約』でGoogle検索すると、ある程度共通のルールはあるものの、正式なコーディング規約はなく、一部はお好みで設定するもののようです。
可茂IT塾では、Reactを使ったWeb開発をする際、ChakraUIを使用しています。また、ChakraUIはChakraUIを活用して作られたテンプレートChakraProを販売しており、こちらのChakraProもよく活用しています。
なので、『ChakraProのコードを引っ張ってきた時に差分が全く生じない』というところを基準としたフォーマッター設定にしようと思います。
PrettierはVSCodeで最もよく使われているコードフォーマッターの一つです。まずはこちらをVSCodeにインストールします。
Prettier: https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=esbenp.prettier-vscode
.vscode/settings.json
にフォーマッターとしてPrettierを使うための設定を記載します。
{
"editor.defaultFormatter": "esbenp.prettier-vscode"
}
.prettierrc.json
にPrettierの設定を記載します。
{
"singleQuote": true,
"semi": false,
"printWidth": 100
}
singleQuote
はTypeScript内の文字列をシングルクオートにするかどうかでtrue
に設定します。 semi
はTypeScriptで末尾にセミコロンをつけるかどうかでfalse
に設定します。 printWidth
はエディターの折り返しまでの文字数で100
に設定します。これで、保存した際の自動整形がChakraProと全く同じ形になりました。
外部から引っ張ってきたソースで、保存時の自動整形で差分が発生してしまうと、実際に行った変更がわかりにくくなってしまいますが、これでそのような問題は発生しなくなりました。
また、フォーマッターの設定やコーディング規約を決めるにあたって、ChakraProのような比較的新しく、一般公開・販売されている著名な整ったコードを参考にする事は、今回のみならず別の機会でもおすすめです。
Reactを触る際はぜひ参考にしてください!
可茂IT塾ではFlutterインターンを募集しています!可茂IT塾のエンジニアの判断で、一定以上のスキルをを習得した方には有給でのインターンも受け入れています。
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